新潟県阿賀町は3日、2025年度当初予算案を発表しました。一般会計は129億7000万円で24年度当初比9億5800万円(6.9%)減となりました。子どもの教育の充実を図るほか生活の交通手段確保などに重点をおいた予算編成にしています。

教育環境の充実に向け、教職員がより児童や生徒への指導などに注力できる体制を整備するためスクールサポートスタッフの配置に1100万円余りを盛りました。
阿賀町の神田一秋町長は「子ども・教育に力を入れる」予算だと話し、0歳児から2歳児まで保育の無償化や放課後児童クラブの無償化を実施するとしました。
また、町に産院がないことから出産準備のための宿泊費や出産に伴う医療機関までの交通費支援、無痛分娩による出産費用の支援にも力をいれるとしています。さらに公共交通については今年3月31日に新潟交通観光バスによる運行が終了する予定です。これを受けて町は町管理で路線バスの運行を検討しているほか、バス会社に委託していたスクールバスの運行も町の管理でするとしています。














