この砂丘の砂、先月26日の出発式で関係者が期待を込めて見送っていました。

平井伸治知事
「この砂丘の砂が運ばれることで、鳥取が向こうに引っ越すようなことになるじゃないかなと思っています。名探偵よろしく、鳥取の魅力を探し当てるそんな旅に大阪・関西万博で行っていただければと思っています」

10トンもの砂を一体どのように使うのかというと、鳥取県ゾーンの目玉「鳥取無限砂丘」。
鳥取県ゾーンのうち、およそ50平方メートルに砂丘の砂を敷き詰め周りを鏡で囲むと、砂丘が無限に広がっているかのような空間になります。

この日は袋の砂が床に広げられ、少しずつ平らにならされました。
砂を準備した会社、モルタル・マジックの社長も砂の感触を確かめていました。