修学旅行で来県した台湾の高校生が、大分市内の高校で生徒と交流し、日本への理解を深めました。
大分東明高校を訪れたのは、台湾の工業系高校にあたる国立新竹高級工業職業学校の生徒35人です。一行は修学旅行で来県していて、4日、国際コースの1・2年生50人と英語で交流しました。
東明の生徒たちは日本の文化や伝統ついて理解を深めてもらおうと、日本にある世界遺産を英語で紹介しました。また、日本の武術である空手や柔道の基礎を学び、代表の生徒が「板割り」に挑戦しました。両校の生徒から声援や拍手が送られ、交流を深めました。

(日本の生徒)「言葉が通じなくても一緒に空手とかして、けっこう心が開けたかなと思う」「普段関わることのない台湾の子たちとしゃべって伝えるのも、めっちゃ難しかったけどとても楽しかった」
県で2023年度、24の国と地域から57件949人を教育旅行で受け入れていて、このうち台湾からの受け入れが最も多いということです。