東北太平洋側では、低気圧や前線の影響により、大雪となる所があるでしょう。4日夜遅くから5日夜遅くにかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。

気象庁によりますと、前線が、華南から日本の南を通って、日本の東にのびています。4日は、前線上の東シナ海に発生する低気圧が、日本の南岸を東進し、5日夜には日本の東を北東へ進む見込みです。

 このため、東北太平洋側では大雪となる所があるでしょう。気温が予想よりも低く経過した場合は、警報級の大雪となる可能性があります。

■雪の予想
4日6時から5日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
  東北太平洋側 山沿い 30センチ
  東北太平洋側 平地  20センチ
その後、5日6時から6日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
  東北太平洋側 山沿い 40センチ
  東北太平洋側 平地  30センチ
その後も、降雪が続き、積雪はさらに増える見込みです。

■防災事項
 東北太平洋側では、4日夜遅くから5日夜遅くにかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。また、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。

次に雪と雨の3時間ごとの動きをシミュレーションで見ていきます。