いつかはいろいろな所を走ってみたい
早産でわずか600gの未熟児だった春香さんは、生まれつき目が見えません。

脳性まひで手足も自由に動かせず、体の弱い女の子でした。

それでも、使える指でピアノを弾き、シンガーソングライターとして活躍。その透明感ある歌声で人々の心を動かしてきました。

今年1月、成人式を迎えた春香さん。
「こうして成人を迎えられたことがすごくうれしい」と話してくれる彼女が、一つの夢を話してくれました。

【川崎春香さん】「シティマラソンに出たい。いつかは1人で歩けるようになっていろいろな所を走ってみたい」

マラソンのための特別なリハビリはありません。
【障がい者デイサポートセンター明日葉 大橋歩さん】「日常の生活の中でのリハビリの延長がマラソンかなと。川崎さんの頑張りは100点です!リハビリを休むことがない」
【川崎春香さん】「やったー!ありがとうございます」
