大分県内の高校生が開発に携わり、地元食材を使ったおにぎりとパンが4日から大手コンビニチェーンの九州などの店舗で販売されます。

4日ローソンで発売されるのは大分商業高校の生徒が考案した「かぼす香る甘太くんの芋あんぱん」と、別府大学短期大学部の学生が携わった「ゆずマヨつくねおにぎり」です。

2つの商品は、去年、県とローソンが地産地消をテーマに実施した商品開発コンテストでそれぞれの部門で最優秀賞を受賞しました。パンはカボスの酸味ある果汁を加えた生地と甘太くんをペースト状にした甘い芋あんが特徴です。

(大分商業高校2年・後藤穂花さん)「パンの形が花なのでちぎりやすくて友達ともシェアできる商品」

また、つくねと県産のニラを乗せたおにぎりは柚子胡椒をアクセントとして混ぜこんだタレが爽やかな味わいに仕上がっています。

(別府大学短期大学部2年・椛田茉奈さん)「大分県にはとっても美味しい使いやすい食材がたくさんあることを知ってほしい」

2つの商品は九州を中心におよそ1400店舗で1か月間販売され、4日はそれぞれ1万個が用意されています。