リーグ開幕まで1か月を切り、オープン戦が続くプロ野球。楽天イーグルスは、週末、岡山県で広島との2連戦。開幕ローテーション入りを目指す投手陣が、好投を見せました。

岡山県倉敷マスカットスタジアムでの広島戦。土曜日は、エース・早川隆久投手が初実戦を迎えました。

ランナーを抱えたのは、2回。ショートへの詰まった当たりにルーキー宗山塁選手が、軽快なボールさばきを見せましたが、これがワンバウンドの悪送球に…。
それでも早川投手が、このピンチを変化球で乗り切ります。予定の3イニングを被安打2で抑え期待に応えた早川投手、2024年に続き、開幕投手に決定です。

そして、2日は、1軍登板ゼロに終わり、2024年からの復活をかける34歳のベテラン、辛島航投手が先発。3回、ヒット3本で満塁のピンチを招き広島の新外国人・モンテロ。持ち前の緩急でピンチを脱した辛島投手。3イニングを無失点と調子の良さをアピール。開幕ローテ入りへ一歩前進しました。

4回からは、昨シーズン5勝を挙げたプロ2年目の古謝樹投手が、実戦初登板。キャンプでは、コンディション不良もあり、スロー調整となっていましたが、着実に状態を上げ、2日は任された2イニングを無失点。こちらも開幕に向け、視界良好です。