岩手県大船渡市の山林火災は発生から6日目を迎え、火の手は集落に迫っています。
現場から中継です。

大船渡市末崎町の赤土倉漁港にきています。
大船渡湾を挟んで奥が山林火災の現場です。
3日になって、中心市街地につながる赤崎町側でも、ところどころで集落の近くまで火の手が近づいている様子がここからでも分かります。
大船渡市の山林火災は発生から6日目を迎え、午前6時時点で2100ヘクタールにまで焼失面積が広がりました。

特に赤崎町側で火の手が勢いを増していて、午前6時すぎに自衛隊のヘリコプターが撮影した映像では赤崎町長崎から外口集落にまで火の手が及んでいるのが確認できました。
午前7時時点で大船渡市内では12か所の避難所に1197人が避難しています。
大船渡では2日、4月中旬並みの14.4度まで気温が上がりましたが、3日は1.8度まで気温が下がり、避難所の中でもダウンを着ている人が目立ちました。

避難生活の長期化も懸念されています。
以上、現場から中継でした。