今回の特集は、仙台市交通局が発行するIC乗車券」にデザインされている「イクスカすずめ」について取り上げます。交通局の公式マスコットキャラクターになってから1周年を迎えました。先日、記念グッズも販売されて人気を集めています。

仙台市地下鉄や市バスなどで利用できるIC乗車券「icsca(イクスカ)」。2014年12月から利用が始まり、累計発行枚数は102万枚と多くの人が使っています。

そのデザインとしておなじみの「イクスカすずめ」。宮城県出身で岩手県遠野市在住の画家、菅野麻衣子さんがデザインしました。

イクスカすずめのデザイン担当 菅野麻衣子さん:
「伊達の家紋の竹に雀の家紋が思い浮かんで、スズメであれば軽快に旅をしたり、乗り物に乗ってどっか行くとか遠くまで行けるとか、スムーズに行けるとかそういうイメージがつくな、そしてかわいらしいな、仙台っぽいなって思ってそれでスズメにしようと決めました」

好きな食べ物は、ずんだもちとお米。仙台らしさあふれるイクスカすずめは、2024年2月、仙台市交通局の公式マスコットキャラクターになり、2月で1周年を迎えました。

村上晴香アナウンサー:
「イクスカすずめが、公式キャラクターになってから1周年を記念したぬいぐるみが販売されています。今、多くの人がぬいぐるみを買い求めています」

記念グッズのぬいぐるみは、手のひらサイズで柔らかい手触りです。

販売スタッフ:
「イクスカすずめの販売会こちらの列になっております。販売会の列はこちらになります。最後尾はあちらになっています」

午前10時から販売が始まると、どんどん“巣立つ”イクスカすずめ。その勢いは止まりません。販売開始から20分ほどで1つ下の階に行列ができる人気ぶり!300羽のぬいぐるみは40分ほどで完売しました。

購入した人:
「とてもかわいいので、家に帰ったら愛でようかなって思っています」「(飾るなら)自分の部屋ですね。ふわふわでかわいい」
「(ぬいぐるみは)思ったよりやわらかくて良いかなと思って」

購入した人:
「仙台市民全員が知っている、仙台市交通局といえばこのキャラクターみたいな感じで知れ渡ったら良いなと思います」