横田めぐみさんの拉致事件などについて理解してもらおうというイベントが2日、広島市内で開かれ、めぐみさんの同級生が登壇しました。

広島市中区で開かれたイベントでは、13歳の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを題材として政府が作成したアニメ、「めぐみ」が上映されました。

横田めぐみさんの同級生 佐々木典子さん
「『よこ、元気でね』って言ったら、ぱっと振り返って。『大人になったらまた会おうね』って手を振ったのが、よこに会った一番最後です」

上映後には、横田めぐみさんが広島市内の小学校に通っていた時の同級生で、友人の佐々木典子さんが登壇し、当時のめぐみさんの思い出や拉致問題について語りました。

横田めぐみさんの同級生 佐々木典子さん
「絶対に諦めない、必ず取り返すんだと。しかもお母さんが元気なうちに、ということを訴えたい」

イベントの主催者は、拉致問題は風化させてはならない最大の人権侵害だ、として今後もイベントなどを通して呼びかけていきたいとしています。