■フィギュアスケート 世界ジュニア選手権(日本時間2日、ハンガリー)

女子フリーが行われ、2連覇中の島田麻央(16、木下グループ)が男女通じて初の3連覇を果たした。前日に男子の中田璃士(16、TOKIOインカラミ)が優勝し、日本は男女揃ってジュニアの頂点に立った。

ショートプログラム1位で迎えたフリー。島田は冒頭のトリプルアクセルや4回転トーループなどジャンプを次々と成功させた。自己ベストの合計230.84点をマークし、2位に40点以上の差をつける圧勝だった。

演技後、島田は3連覇について「本当に嬉しいですし、練習してきた成果が出てすごく良かったなと思います」と話し、「一番目指していたと言える演技がショートとフリーともにできたことが一番すごく嬉しくて、まだ今びっくりの方が何でできたんだろうっていうふうな気持ちの方が大きくてまだ実感が湧いていないです」と笑顔を見せた。

その他、日本勢は中井亜美(16、TOKIOインカラミ)が4位、初出場の和田薫子(15、グランプリ東海ク)は8位。

島田はこのあと『スターズ・オン・アイス2025』(4月5~6日、大阪・門真市)で名前の由来にもなっている憧れのスケーター浅田真央さんと初めて共演する予定。