山口県山口市湯田温泉の交差点で、偶然居合わせたテレビ山口のディレクターが撮影した画像には、繁華街を通る県道交差点の電柱が激しい火花を散らした瞬間が捉えられています。
1日午後9時頃、湯田温泉を縦断する県道204号で電柱から火花が散り、信号機が消えるトラブルがありました。
目撃したテレビ山口のディレクターによると、電柱から3度火花が上がり、信号機の明かりが消えたということです。
当時、信号機近くの店の中にいたという男性は、「店の明かりが点滅して、見てみたら信号が消えていた。その後バンという音がして、信号機から火花が出ていた」と話しました。店内でも聞こえるほどの音がしたということです。
中国電力のホームページによると、午後8時55分頃から湯田温泉や周布町の250戸程度で停電しているということです。(午後9時50分時点)
警察によると、複数の通報が寄せられ、一時湯田温泉周辺の広い範囲で信号機が消えていましたが、9時45分時点では、火花が出た周辺の信号機のみが消えているということです。
信号機が消えた交差点で、物損事故1件が確認されていますが、今のところけがをした人はいないということです。