来年春に卒業する大学生などを対象にした会社説明会が解禁され、就職活動がスタートしました。今年も学生優位の“売り手市場”となりそうです。

1日、千葉市で始まった大規模な合同説明会。銀行や物流、飲食などおよそ160社が参加し、1日だけでおよそ1200人の学生が参加しました。

株式会社マイナビ 就職情報事業本部 高橋誠人 マイナビ編集長
「終身雇用・年功序列といっている企業はほとんどない。学生の考え方としては『卒業後のファーストキャリア』としてどの企業を選ぶか」

人材不足を背景に高い賃上げ率が続くなか、主催するマイナビによりますと、今年の就活生は特に、▼初任給の高さや、▼副業が許されているかを重視しているということです。

面接などの選考活動は6月1日に解禁される予定ですが、学生優位の“売り手市場”となることが見込まれていて、人材の獲得競争は激しさを増しています。