長野県上田市で、28日昼ごろ発生した山林火災は夜までに鎮火せず、消防などは1日早朝から消火活動を再開します。

火事が発生したのは、上田市武石の山林で、地元に住む78歳の男性があぜの枯れ草を焼いていて燃え広がったとみられています。

男性は火を消そうとしてやけどを負い、重傷だということです。


現場には30台以上の消防車両や近隣の県からの防災ヘリが出動しましたが鎮火せず、消火活動は日没でいったん終了しました。

市の自治センターでは、自主避難用に公民館を開放しました。

近くに住む人は「心配で今夜は眠れないだろう」と話していました。

消火活動は1日午前6時ごろから再開され、地上や隣県の防災ヘリのほか県の要請を受けた自衛隊のヘリも加わるということです。