国語は「時間配分」と「問題を解く順番」

近年の出題傾向は安定しており、大問1が漢字、大問2と3が読解問題、大問4が古典、そして大問5が作文となっています。

フィットアカデミー 金沢諸江校 小畑優斗先生「国語は何と言っても時間配分と問題を解く順番ですね。答えを全部埋めようとすると、よほど上位層でない限りは埋めること多分できないです。」

漢字は1問2点で、計16点分が出題されます。作文は、最初は1マス開けるなど最低限のルールや自分の体験に基づいた話を盛り込むなど設問の条件を守りつつ書けば、一定の点が期待できます。これら二つを確実に得点源とすることが、国語攻略の鍵といえるでしょう。

時間配分の目安としては、大問1 漢字1~2分、大問2・3 読み物各12分、大問4 古典7~8分、大問5 作文10分です。

解く順番については、読み物でつまずいて大問5の作文が書けないのはもったいないので、大問1の漢字、大問5の作文を解いてから読み物と古文という順番で解いていくのも一つの有効な手だと小畑先生は話します。