長野県議会は28日の本会議で、新田恭士(にった・やすし)建設部長を新たに副知事として任用する人事案を可決しました。

辞令は3月17日に交付されます。

一般質問最終日の28日、県議会は阿部知事が提出していた新田恭士(にった・やすし)建設部長を副知事として任用する人事案を可決しました。

新田恭士 現・建設部長


副知事は2021年7月に関昇一郎(せき・しょういちろう)さん就任し、その翌月、現在の太田寛(おおた・ゆたか)安曇野市長が市長選に立候補するため退任していて、およそ3年半ぶりの2人体制になります。

新田さんは国土交通省道路局の技術企画室長などを経て、23年7月に県の建設部長に就任し、道路ネットワークの整備やインフラの老朽化対策などに取り組んできました。

辞令は3月17日付けで、知事は県土のグランドデザイン策定やDX推進などの分野での活躍に期待を示しています。