今年、日本で初めて開催される聴覚障害者のスポーツの国際大会「デフリンピック」に向けた陸上競技の強化合宿が宮崎市で行われています。
合宿には宮崎県内出身の選手も参加していて、大会出場を目指し、練習に汗を流しています。
宮崎市で強化合宿を行っているのは、今年11月に東京で開かれる聴覚障害者のスポーツの国際大会「デフリンピック」の陸上競技での出場を目指す日本代表候補選手4人です。
聴覚障害のある選手たちは、手話でコミュニケーションを取りながら、トレーニングに汗を流していました。
この強化合宿には、高鍋町出身の堀口昂誉選手も参加しています。
堀口選手は先天性の難聴で、中学校から地元を離れ、千葉県にある聴覚支援学校に進学。
高校から陸上競技を始め、国内の障害者スポーツ大会などで上位入賞を果たしてきました。
現在は、2日間で10個の種目を行う十種競技に取り組んでいて、去年11月の日本選手権では2位の成績を収めました。
(堀口昂誉選手)
「私は十種競技の中で走るのが遅いので、専門の選手も一緒に練習しているので、その選手たちを見ていろいろ得たいと思い、一緒に走っている」
宮崎市での強化合宿は3月1日まで行われ、堀口選手はデフリンピック出場をかけて、今年5月に行われる最終選考会に臨むことになっています。
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