大分市の府内城をインターネット上の仮想空間「メタバース」に再現し、人気オンラインゲーム、フォートナイトに公開するプロジェクトが始まりました。

このプロジェクトは、大分市の府内五番街商店街振興組合青年部のメンバーらが設立した「おおいた未来まちづくり」が手がけています。

プロジェクトでは、1743年の大火で焼失した府内城をインターネット上の仮想空間メタバースを使って再現。世界中で5億人が利用する人気オンラインゲーム「フォートナイト」で3月1日から公開します。

再現にあたっては、「府内城を復元する会」の資料をもとにデザインを作成。府内城を舞台にフォートナイトの陣取りゲームを楽しむことができます。

(おおいた未来まちづくり・国宗宏敬専務)「これを見て大分に行ってみたい、府内城の中に行ってみたい。実際に行ったら駐車場だけど、もしかしたらここに天守閣があったのかもしれない、もしかしたらここに何かあったのかもしれない。そういった新しい府内城の楽しみ方を観光の一つとしてみなさまに提供したい」

また、「おおいた未来まちづくり」では利用状況によって得られる配当を中心市街地の利便性向上に活用することにしています。