県内外の美術作品を展示する山口県美術展覧会が27日開会し、絵画や立体作品など入選作の展示が始まりました。

開会を前に記念のセレモニーが行われ、最高賞の大賞に選ばれた周防大島町の平田詩織さんなど、入選した作家に賞状が手渡されました。

関係者がテープカットをして開会を祝いました。県美展、県美術展覧会は県内外から創作の形式を問わず、広く作品を募って展示するもので、296点の応募の中から120点が選ばれました。

大賞の「Self‐Portrait 25‐1」はカメラを使って描き出された絵画3枚の組作品です。
アクリル板に塗った泡の向こうに作家が立ち、自分の内面を見つめるように表現したそうです。

県美展大賞 平田詩織さん
「そのときの一瞬に収められる自分っていうのはひとつしかないのでそれを大事につくってはいます」
県美術展覧会は来月16日まで開かれています。