スポーツを通じて、防災を身近に感じてもらい体を使って学ぼうという、防災スポーツの授業が釜石市の小学校で行われました。

釜石市の鵜住居小学校で行われた授業には、4年生と5年生の児童合わせて46人が参加しました。

防災スポーツとは災害時に起こりうる状況をスポーツとして体験するもので、東京のスポーツコンサルタント会社代表で阪神・淡路大震災を経験した篠田大輔さんが考案しました。
特別ゲストとして訪れた元ラグビー日本代表の大野均さんも参加。
児童たちは、毛布をタンカ代わりに負傷者を運ぶレスキュータイムアタックや土砂やガレキを運ぶ一輪車を使った障害物レースのキャットサイクルレースを体験しました。

(参加した児童は)
「楽しく防災を学べていいと思います」


(ラグビー元日本代表 大野均さん)
「災害時の緊急の動きを組み合わせた試みっていうのは楽しく防災だったり災害時の動きを学べるので本当に面白い。子どもたちにとっても有意義なイベントだと思います」

大野さんといっしょにラグビーを体験する時間も設けられ、子どもたちは楽しみながら災害の時に役立つ体の動きを学んでいました。