今後3月2日(日)~3月6日(木)までの天気は?
「週間天気予報解説資料」

気象庁の発表する「週間天気予報解説資料」によりますと、来週は全国的に雨や雪、曇りの天気が続きそうです。

3月2日(土)は、低気圧がカムチャツカの東に進み、大陸の高気圧が日本海に張り出すほか、小笠原諸島の東の高気圧が日本の南に張り出す見込みだということです。これらの高気圧の間にのびる前線が、日本海から本州付近に南下するとみられています。

その後の3日(月)~5日(水)にかけては、前線が西日本~東日本付近に停滞。前線上の低気圧が4日(火)~5日にかけて西日本~東日本付近を東へ進み、低気圧の通過後は前線は日本の南に南下する見込みで、全国的に雨や雪の天気が予想されています。

その後6日(木)は、低気圧が日本の東を東へ進み、前線は日本の南をさらに南下。大陸の高気圧が日本海に張り出す見込みで、次第に天気も穏やかになっていきそうです。

2日~6日の週間天気予報について、期間の前半は日本付近に暖かい空気が流れ込み、気温が平年よりもかなり高くなる所があるほか、3日~4日頃は前線や低気圧の影響により、西日本~北日本で降水量が多くなり、積雪の多い地域では雪解けが進むおそれがあるとしています。

このため気象庁は、防災事故として、なだれや融雪に注意。山沿いでは降雪量が多くなるおそれもあるので、今後の予想に留意するよう呼び掛けています。