鳥取県米子市にあるJR西日本の車両基地、後藤総合車両所で鉄道車両メンテナンスなどを行う「後藤工業」が、ブランドの認知向上などを目的に、4月から「JR西日本後藤テック」に社名を変更すると発表しました。

後藤工業は1967年設立。JR西日本後藤総合車両所で、JR西日本の「やくも号」や「サンライズ出雲号」などの鉄道車両のメンテナンスや改良工事など様々な事業を行っています。

後藤工業によりますと、事業環境の変化に伴う事業の多角化を進めていくにあたり、市場での競争力強化やブランドの認知向上を目的に、4月1日から社名を変更するということです。

新たな社名は「JR西日本後藤テック」で、事業内容や役員体制所在地などに変更はないということです。

加えて建設が進んでいた新社屋は、3階建てで、敷地面積は598.27平方メートル、延べ床面積1620平方メートル。外観は山陰の空と日本海の青を表現した色彩を採用し、事務所スペースについては明るくカラフルな色彩にしたということです。

新社屋の竣工式は3月3日に行われる予定です。