岩手県大船渡市で延焼が続いている林野火災の消火活動を支援するため、仙台市消防局が26日、現地に緊急消防援助隊を派遣しました。
岩手県大船渡市に派遣されたのは仙台市消防局の隊員73人と消防車19台などで、26日、泉消防署から現地へ出発しました。岩手県では19日に大船渡市の山林で火災が発生し、その後陸前高田市や大船渡市の別の場所で新たな山林火災が発生。現在も延焼が続いていて、2000人以上に避難指示が出されています。

緊急消防援助隊は阪神・淡路大震災の教訓をふまえ大規模災害の発生時に人命救助や復旧作業などを行う全国的な災害援助の枠組みです。派遣は消防庁からの要請を受け実施されたもので隊員たちは現地で消火活動や情報収集などにあたるということです。