26日、いじめ撲滅を呼び掛ける「ピンクシャツデー」に合わせて、仙台市内の幼稚園では、園児たちがピンク色のものを身に着け「ピンクシャツデー」の由来やいじめ防止について学びました。

青葉区の仙台YMCA幼稚園では、園児およそ30人がピンクシャツデーの由来について話を聞きました。

ピンクシャツデーは、2007年に、カナダでピンク色のシャツを着ていていじめられた少年のため仲間がピンク色の服装で登校したという実話をもとにした「いじめ反対運動」で、毎年2月第4水曜日に行われます。この幼稚園は2015年からピンクシャツデーに参加していて、26日は園児たちが書いた「言われたらうれしい言葉」が展示されました。

園児:
「ずっと友達だよ(と言われたらうれしい)」
「ありがとう大好き。優しくしたときにママやパパに言われた」

仙台YMCA幼稚園 高橋祐子園長:
「自分がこれから出会う人々、どんな人とも仲良く認め合って人のことを大切に思う子どもに育ってほしい」

YMCA幼稚園では、県内でいじめによる不登校などが多いことを受けピンクシャツデーを通して思いやりの心を持つことを伝えています。