難局を乗り切った先にやってきたのが、高度経済成長期。
旅行が生活の一部として定着したことで駅弁業界も活気を呈してきました。
その社運をかけた挑戦の歴史が詰まっているのが、今月販売を始めた「昭和百年弁当」です。
4つに区分けされたうちの1つ「高原野菜とカツの弁当」。
これは昭和45年(1970年)に発売したもので、当時 駅弁では避けられていた生野菜をたっぷり入れる逆転の発想で大ヒットしました。半世紀以上を経た今も、人気商品です。
丸政 3代目 名取政仁会長:
「あんたのとこ何も特産品がないっていうけど、八ヶ岳の南麓は高原野菜」
「非常に昔は登山のお客さんがずいぶん多かったんですよ。新鮮な生野菜に飢えているわけですよ、そんなことが結構お客さんに喜ばれて」














