山梨県北杜市・丸政 ~駅弁に詰めたこだわりと伝統~
昭和百年弁当を手がけたのは北杜市の小淵沢駅近くの駅弁会社「丸政」。

駅の売店には天むすや鶏めし、去年JR東日本の駅弁グランプリ2位に輝いた弁当などが並び、旅人の胃袋を満たしています。
客は:
「いっぱいあって全部おいしそう」
「1時間半くらい電車に乗っちゃうとなると(駅弁が)あったらうれしい」
「電車に乗ると食べるのが醍醐味かなと思いますね」
丸政は、107年前の大正7年(1918年)に創業しました。駅弁の販売を始めたのは終戦直前の昭和19年(1944年)。
食料不足だった戦中・戦後の混乱や、鉄道の高速化などで立ち売り販売が難しくなっていき、当時の経営は困難を極めました。
丸政 3代目 名取政仁会長:
「だからそういう面ではね、苦労したと思いますよ。おじいさん(初代)おばあさんもね。それから2代目もね」
「トウモロコシを栽培して売ったりね、あとアイスクリームなんかも売ってたね。そんなことをやりながら苦労してきたようですね」














