2月21日に静岡県富士市の障害者施設で2人が死亡した火災を受け、富士市消防本部は2月26日、類似した施設を対象に安全指導を目的とした立ち入り検査を実施しました。

富士市消防本部は25日から市内にある27の障害者福祉施設に立ち入り検査を始めました。

26日の検査では施設の職員と一緒に建物内を点検し、電気のコンセントや消火器などの設備を丁寧に確認していきました。

<富士市消防本部予防課 稲垣充剛消防指令補>
「火災予防が一番重要なところだと我々も考えておりますので積極的にいろいろな防火対策についても、注意喚起や広報などをしていき、1つでも火災がなくなるような活動をしていきたいと考えております」

富士市消防本部は、残りの施設への検査もすみやかに行い、防火管理体制の向上を図る方針です。