岩手県トラック協会がメディアを対象にした懇談会を開き、燃料費などの高騰といった運送業界の抱える課題や輸送サービスの維持を見据えた今後の展望を発表しました。

26日は盛岡市内のホテルに岩手県内で公共輸送に携わる県トラック協会の16人と、報道機関の関係者が集まりました。
会では宮古市で運送会社を営む藤岡浩之さんが運送業界の現状と課題として・価格交渉の激化や・燃料費や人件費の高騰などを上げました。
一方で、2025年4月に一部改正される貨物自動車輸送事業法の内容を紹介し、下請け構造の適正化が図られるなど労働環境の改善が進んでいることを伝えました。

参加者は地域経済や暮らしを支えるトラック輸送サービスの現状について理解を深めていました。