「留学が選択肢にない」学生の留学をサポートするためには

藤森キャスター:
海外の進学について、学生に聞いてみました。

受験生
「海外を目指す人向けの無償化プランみたいなものがあれば、海外大学に興味がある人がより目指しやすくなるのでは」

大学生
「与えられる情報に(海外進学の)選択肢がなかったので選びようがなかった。高校生の時にそういう選択肢もあれば、視野が広がったのかな」

大学生
「みんな生活にあまり余裕がある感じではないと思う。勉強面的にも費用面的にも時間的にも、自分の学びたいことを、本当にやりながら留学で視野を広げるのは難しい

藤森キャスター:
いろんな事情が伝わってきますが、実際に留学したときにかかるお金です。アメリカも物価高で家賃が高騰していますし、円安もある。もちろん、アメリカ以外の選択肢もたくさんある中で、現実厳しいなっていうところを感じますね。

小川キャスター:
海外に行かないというよりも、行けないという学生も多いのかなと感じますね。

トラウデン直美さん:
将来に対する不安や、金銭面に対する不安もあるからこそ、軽い気持ちで「行きたい」と言いづらいというのもあると思います。実際に、金銭的な面で厳しいので諦める人もいるのかなと思います。少しでも行ってみたいという気持ちがあるのであれば、支援や奨学金のような制度をもう少し広げた方がいいかなと思います。

比べるものがないと、「日本ってこういうところがよかったんだな」「日本はこういうところを頑張ってほしいな」なども感じられないと思うので、支援や制度などもっとできることがあるのかなと思います。

藤森キャスター:
海外に行くことが必ずしも正解ではないですが、行きたい気持ちがある人を何とか後押ししてあげたいですね。