大分市の小学校で選挙の出前授業が行われ、児童が模擬投票を通じて選挙の大切さを学びました。
大分市の東稙田小学校で行われた出前授業は、大分市選挙管理委員会が若年層の投票率向上を目的に実施したもので、6年生74人が参加しました。
授業では模擬選挙が行われ、選管の職員が空き地の活用方法を争点に、架空の候補者4人の政策を発表しました。このあと、児童は投票用紙を受け取り、自分の考えに近い候補者の名前を記入し、投票箱に一票を投じました。

(児童)「今まで関わることがなくて興味がなかったので、とても良い経験になりました」「将来的に政治に対する考えが深まったような感じがしたので良かったです」「自分たちの暮らしに関わるので18歳になったらしっかり投票してみたいと思いました」
去年10月に実施された衆議院選挙で県内の投票率は55.42%となっていて、このうち18歳と19歳の投票率は36.22%にとどまっています。