日本製鉄釜石シーウェイブス、いわてグルージャ盛岡、岩手ビッグブルズの3つのクラブチームが相互に応援することで岩手を盛り上げようというプロジェクトが始動します。

26日はそれぞれのクラブの代表者が共同で会見を開きました。
それぞれの頭文字をとって名付けられた「#SGBプロジェクト」は岩手県内を拠点とする3クラブがそれぞれのホームゲームやホストゲームを共に盛り上げようと3月、立ち上げるものです。
(日本製鉄釜石シーウェイブス 桜庭吉彦GM)
「ラグビー、サッカー、 バスケットと種目は違えども、スポーツを通じて岩手を盛り上げていきたい」

プロジェクトの第一弾として3月、県内で行われるそれぞれのクラブのゲームを1試合ずつ、合計3試合観戦すると3クラブのマスコットキャラクターがデザインされたオリジナル限定ステッカーがもらえたり、フライキー、キヅール、BULLZOといったそれぞれのキャラクターが相互の試合会場に応援に駆けつけたりします。
(岩手ビッグブルズ 水野哲志社長)
「3月は3クラブが同じシーズンに試合を行える貴重な1か月になっていて、そのときにこのように第一弾のプロジェクトを行える」
3月16日に盛岡市のいわぎんスタジアムでJFLとして開幕戦に臨むいわてグルージャ盛岡は、Jリーグに復帰するためには1試合平均2千人以上の観客数達成が必要で、プロジェクトにかける期待も大きいです。

(いわてアスリートクラブ 水野晃樹GM)
「沿岸部だったり、県北、県南の方でもグルージャの名前が届いていない。そういう子ども達にも釜石SWさんを通じて発信してもらえれば、そちらの方も広がっていくし、ブルズさんもそうだし」
スポーツを通してそれぞれのクラブを、そして岩手を盛り上げるSGBプロジェクトは3月8日、釜石鵜住居復興スタジアムの釜石シーウェイブス対レッドハリケーンズ大阪、盛岡タカヤアリーナの岩手ビッグブルズ対東京八王子ビートレインズの2試合から始まります。