10日夜、仙台市太白区のおよそ▼1500戸で電気が1時間半にわたり点滅する状態が続きました。東北電力ネットワークは、電柱にある電気を流すスイッチの不具合が原因だとして詳しく調べています。
平野耕一カメラマン:
「太白区萩ケ丘です。街灯や家の電気が点滅を繰り返しています」

警察によりますと、10日午後9時過ぎから、太白区の八木山、向山、萩ヶ丘地区などで電気が点滅したり完全に消えたりしているという通報が相次いで寄せられました。


住民:
「家にいて急にチカチカしはじめたので、どうしたのかな、自分の家(だけ)なのかと思って外を見たら、一帯がチカチカしていたので怖くなりました」
「うちはオール電化なので、お風呂に入れない。泣いてしまった」

東北電力ネットワークによりますと、向山地区の電柱にある開閉器と呼ばれる電気を流すスイッチが、勝手に入ったり切れたりしたため電気が点滅したということです。普段、スイッチは入ったままになっているということで、東北電力ネットワークは不具合の原因を詳しく調べています。停電は▼1537戸に及び、午後10時40分頃に復旧しました。

