国の観光支援策「全国旅行支援」が11日から始まります。3連休最終日でにぎわう大分県内の観光地やレジャー施設では期待の声がきかれました。

11日からスタートする「全国旅行支援」はこれまで各地の自治体が実施している「ブロック割り」などに代わる全国を対象とした国の観光支援策です。

割引率は40パーセントで上限額は宿泊のみで5000円交通機関とのパックは8000円です。また休日は1000円平日は3000円のクーポンがもらえ1泊最大1万1000円が補助されます。

全国規模での支援策はGoToトラベル以来1年10か月ぶり。3連休最終日ににぎわう由布市湯布院町では11日からの運用開始に向けて期待の声がきかれました。

(観光関係者)「今回は全国ですので、やっぱり期待度大ですね」「以前のように全国から色々なお客様が来られることを願っております」「(湯布院は)メイン通りはもちろんなんですけど、きれいな景色もあるというのがすごくいいところなので、そこも含めて全国のみなさんに伝えられればなと思っています」

一方、別府市の城島高原パーク。この3連休でおよそ9000人の来場者を見込むなどコロナ禍前に近い水準まで回復してきました。11日から始まる支援策をさらなる追い風になればと考えています。

(城島高原パーク・佐藤啓一統括副支配人)「大いに期待はしております。(城島高原パークは)湯布院・別府という2大観光地の中にありまして、紅葉など非常にきれいになってきます。そういった四季折々の季節を楽しみながら旅行にぜひ来ていただきたいと思います」

全国旅行支援の利用には3回目のワクチン接種証明、もしくは陰性の検査結果通知書が必要となります。