手さばきはなかなか…でも苦手は、やっぱり
Q得意な握りは?
富山ドリームス チェ・ウォンジュン選手
「僕は蒸しエビ好きなんで、蒸しエビ握るときは本当にうまく握れるようになっています」
Q逆に苦手なものは?
富山ドリームス チェ・ウォンジュン選手
「やっぱりカニの方がちょっと難しいなっていうことです」
1年目にしてはなかなかの手さばきですが、苦労しているのはやっぱり。

チェ・ウォンジュン選手
「これなんでしたっけ?」
上司「うまづら」
チェ・ウォンジュン選手
「うまづら!」

チェ・ウォンジュン選手
「うらづら…うらづら…」
上司「うまづらね!」
チェ・ウォンジュン選手
「うまづら(笑)」
韓国ではなじみのない発音に苦戦します。魚の名前はもちろん、漢字も覚えなくてはいけません。そして、カウンターからランチのネタの説明も…。

富山ドリームス チェ・ウォンジュン選手
「石垣とうまづら…失礼します。上ランチと特上ランチです。簡単にネタを説明します…。
〇中とろ漬け
〇やりいか
〇きんとき
◎うまづら
〇メダイ
〇ベニズワイガニと〇赤エビ
〇うなぎと〇沖漬けと〇いくら昆布〆
です」

廻転とやま鮨 甲斐直輝 店長代理
「(彼は)きときとでがんばってます。ハンドボールもお寿司もいま一生懸命頑張ってると思うんですけど、これからも継続は力なりと思うので、一生懸命毎日練習に励んでいただければなと思います」


24日、3か月ぶりにホームの氷見市でリーグ戦が行なわれました。今シーズン、まだ勝利のない富山ドリームス。ウォンジュン選手は、ベンチ入りしたものの出番はなく、今季初勝利を惜しくも逃しました。
富山ドリームス チェ・ウォンジュン選手
「きょうまで準備はしっかりしてたんですけど、次の試合に向けて続けてがんばりたいと思っています」
下を向くのはネタを握るときだけ。目指すはトップアスリートとすし職人の二刀流。今後も、コート上とカウンターでのさばきに期待が高まります。

富山ドリームス チェ・ウォンジュン選手
「ハンドボールは1人ではできないスポーツなのでみんなと喋りながらどうやって守るか、どうやって得点をするかっていう部分をしっかり決めて試合に臨みたいと思っています。富山ドリームスは、いま1回の勝利が必要なのでそれに向けてがんばっていきたいなと思っています」

Q:勝利の鍵も握ってくれますか?
チェ・ウォンジュン選手
「はい!握ります」
取材した島津有希アナによりますと、寿司とハンドボール、両立できるチームは富山ドリームスしかないということです。
チェ・ウォンジュン選手が所属する富山ドリームス、次の試合は3月2日、富山県西部体育センターでブレイヴキングス刈谷との対戦です。
相手はリーグ2位と強豪ですが、ウォンジュン選手出場して今季初勝利あげてほしいです。富山ドリームスは25日まで13試合終えて0勝1敗12敗、今後に期待です!