次世代の乗り物として期待される「空飛ぶクルマ」が実用化へ!その飛行試験が行われました。

きょう岐阜県各務原市に現れた空飛ぶクルマ「ビードル」。
岐阜県飛騨市のスタートアップ企業、白銀技研が約2年間かけて開発したもので、全長約3.1メートル・重さ160キロの1人乗り用です。

まずは人形を乗せた飛行試験、初めての公開です。
高さ1メートル以上、約30秒の飛行に成功しました。
続いては初めての有人飛行の試験、西洋介社長自ら車に乗り込み、こちらも無事に成功です!


(白銀技研 西洋介 社長)
「最高の気分。音や振動がどうなるか、乗ってみないと分からなかったが、ふわふわとゆりかご(のよう)で気持ち良かった。法整備次第だが100メートル、150メートルでも1~2メートル飛べたということは問題なく飛ぶはず」


現在は遠隔で操縦していますが、今後は車内に操縦かんを取り付ける予定です。
白銀技研は5年後の実用化を目指していて、日常の移動手段としてのほか、災害救助の現場でも活躍したいということです。