2022年に入って大分県内で発生した特殊詐欺の被害額は1億5500万円にのぼり、2021年の同じ時期のおよそ3倍に増えていることがわかりました。

県警のまとめによりますと県内で2022年1月から9月までに発生した特殊詐欺の被害は120件で、前年の同じ時期と比べ14件増えています。

被害額は1億5557万円で前年の同じ時期のおよそ3倍に増加。前年の被害額と比べても、すでに7000万円以上、上回っています。

詐欺の手口は、パソコンのサポートや当選金の受け取りを名目として電子マネーなどを要求する架空料金請求詐欺が88件と最も多く、次いで還付金詐欺が17件となっています。

警察は、電話やショートメールなどで電子マネーを要求する場合は詐欺を疑い、警察や家族に相談するよう呼びかけています。