中央アルプス宝剣岳で中国籍の男女2人が天候の悪化などで遭難し、救助されました。

24日正午過ぎ、中央アルプスの宝剣岳の標高およそ2900メートルの乗越浄土付近で、別の登山者から「遭難している人がいる」などと110番通報がありました。

遭難したのは、いずれも中国籍で東京都に住む27歳の男子大学生と26歳の女子大学生で、警察の救助隊などが24日午後4時ごろ、2人を発見し救助しました。

2人にけがはないものの、女子大学生は体調不良を訴え病院に搬送されました。

現場一帯は、天候が悪く、吹雪でホワイトアウトの状態だったということです。