日本人 なぜミャンマーに?SNSやオンラインゲームで…

小笠原キャスター:
日本人はなぜミャンマーに渡ってしまうのでしょうか。

タイ当局関係者によると、タイ当局に保護され帰国した16歳の男子高校生は、警察官などを装う「かけ子」として日本人への詐欺を強要されていたとしているということです。

▼SNSを通じ海外の仕事に応募し、▼1人でタイに入国、▼手配された車で国境周辺の街へ向かい、ミャンマーへ渡ったといいます。

日本人への詐欺行為を強要され、「命令に背いたら電気ショックを受けた」ということです。

また、別の高校生はオンラインゲームを通じて知り合ったと証言しています。

ホラン千秋キャスター:
詐欺に加担すると知っていたのか、それぞれ事情があると思いますが、オンラインゲームはコミュニケーションをとることができ、(直接)会っていなくても信頼関係が築けてしまいます。

(詐欺に加担すると)知らずに行って、事件に巻き込まれていたということであれば、恐怖を感じますよね。

小笠原キャスター:
「ボランティアで行こうと思っている」と言われたら背中を押したくなる親もいると思います。このようなことが起きたら「なぜあの時に…」と思ってしまうでしょうね。

南波雅俊キャスター:
タイにもこのような拠点が点在していますが、他の国にもあるようです。(拠点を)一つを潰したからといって安心できませんね。

全てに対応しないと、これからも日本人の被害者が出るでしょうから、気をつけたいです。