近現代史研究家・益田啓一郎さんが監修

「水鏡天満宮、天神の由来となった場所です」

年表のお披露目イベントでは、監修にあたった近現代史研究家の益田啓一郎さんが街歩きやミニ講義をして天神の歴史を解説しました。

近現代史研究家・益田啓一郎さん
「ここのミーナは実は、戦争で焼け残ったんですよ。ミーナの前で道路がS字になってると思いますけど、ミーナが動かなかったからフタタ側を広げたんです。だから今のパルコとミーナの間の道が元々の渡辺通の幅でございます」

近現代史研究家・益田啓一郎さん
「1956年には西鉄ライオンズが初めて日本一になるんですね。で、これ西鉄交差点 を進む優勝パレードの様子でございます。」

「400年分の歴史 1日でぎゅっと知ることができた」

年表を初めて目にした参加者たち。興味津々の様子です。

(戦後初の花電車1947年)
「今も5月の博多どんたくの時に花自動車が走ってますが戦後は昭和22年の花電車が初めてです」
参加者「へえ~」

こちらは1961年、当時の西鉄福岡駅が高架化された時の様子です。

この年、高架下にはバスセンターも開業し、天神を拠点とする交通ネットワークが構築されました。

参加者「400年分の歴史を1日でぎゅっと詰めて知ることができたのでとても楽しかったです。身近な存在ですけど、歴史を感じられる場所なんだなと実感しました」

訪れた子ども「昔に火災が起きて建物が無くなったけどそっからまたおっきくなったとかがよく分かった」