長野市の飲食店で調理された仕出し弁当を食べた12人におう吐や発熱などの症状が出て、長野市保健所はノロウイルスによる食中毒と断定し、店に対し2日間の営業停止を命じました。

長野市保健所によりますと、2月19日の夜、市内の割烹料理店の仕出し弁当を食べた24人のうち12人が下痢やおう吐、発熱などを訴えました。

12人は前日の昼に同じ場所で仕出し弁当を食べていました。

保健所では、この店が原因の食中毒と断定し、24日と25日の2日間の営業停止を命じました。

長野県は、1月末にノロウイルス食中毒注意報を出して、外から帰った際やトイレの後、調理前などに石けんで十分に手洗いをすることや、食品の十分な加熱などをするよう呼びかけています。