気象庁は、警報級の現象が5日先までに予想されているときに発表される「早期注意情報」について、26日(水)までの間に北海道宗谷・上川・空知地方と山口県で「警報級の大雪」となる可能性があると発表しています。
また気象庁は、秋田県と北陸、東京(伊豆諸島)、近畿、中国、四国、そして山口県を含む九州北部地方に大雪に関する気象情報を以下の通り発表し、注意・警戒を呼びかけています。
【画像】全国の週間予報と大雪シミュレーション(27日午後3時まで)


■秋田県(気象庁 24日午前5時27分発表)
内陸では、冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、大雪となる所があるでしょう。24日昼前にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意してください。
【気象概況】
日本付近は冬型の気圧配置となっており、東北地方の上空約5000メートルには、氷点下33度以下の寒気が流れ込んでいます。このため、内陸では、大雪となる所がある見込みです。
【雪の実況】
24日午前5時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)
・北秋田市阿仁合…190センチ
・湯沢市湯の岱…163センチ
・鷹巣…124センチ
・横手…124センチ
・角館…120センチ
・秋田…24センチ
【雪の予想】
24日午前6時から25日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
・沿岸 山沿い…15センチ
・沿岸 平野部…10センチ
・内陸 山沿い…15センチ
・内陸 平野部…10センチ
【防災事項】
内陸では、24日昼前にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意してください。また、秋田県では、24日は、なだれに注意してください。