24日の山陰地方は冬型の気圧配置が強まった影響で、断続的に雪が降っています。
この雪の影響で米子鬼太郎空港では除雪車が故障したため、午前中の羽田行き2便が欠航しました。

23日夜から断続的に雪が降り続いた24日の山陰地方は、午前10時の時点の積雪が鳥取34センチ、大山245センチ、松江18センチ、飯南町赤名で92センチなどとなりました。

この雪の影響で米子鬼太郎空港では除雪車が故障し、米子発の1便の出発に遅れが出たため午前中の羽田行き2便が欠航しました。
なお、除雪車は午前10時ごろに復旧し、午後の便は通常運航の見通しです。

このほか鳥取砂丘コナン空港では午前中の羽田行き1便が欠航したほか、遅れも出ています。

また、JRも始発から各路線で運転を見合わせていて、山陰本線、伯備線、因美線でお昼ごろまで一部区間で運転を見合わせていて、特急「やくも」と「スーパーまつかぜ」などがお昼ごろまで運転を取りやめています。

山陰地方で引き続き夕方にかけ寒気の影響が残る見込みで、25日正午までに予想される24時間降雪量は、いずれも多いところで、平地で5センチ、山地で15センチとなっています。

気象台は引き続き積雪や路面の凍結による交通障害、着雪による倒木、水道管の破裂やなだれに注意するよう呼び掛けています。