夜の海に肩まで浸かり命を絶とうとしていた女性を発見し救助したとして、会社員の男性2人に江津警察署から感謝状が贈られました。
人命救助に貢献したとして感謝状が贈られたのは、江津市の会社員、栗岡宏さんと渡邊貴文さんの2人です。
2人は今年6月28日午後11時40分頃、イカ釣りをしていた帰りに、江津市黒松町の岩場で肩まで海に浸かる50代の女性を発見。近くに靴やカバン、メガネなどが置いてあり、女性が命を絶とうとしていたことから、陸に上がるよう説得しました。
栗岡宏さ
ん「(女性は)なんか疲れとるいうか、元気のない感じでした。素直に言うことを聞いてくれて助かりました。」
渡邊貴文さん
「『落ちたんか?』と聞いて『いや違います』と言ったんで、とりあえず上がるように声掛けして海から上がってもらいました。命が助かって良かったなと思います。」
江津警察署 長崎憲弘署長
「本当に勇気ある行動に感謝いたします。ありがとうございました。」
2人は、救助した女性と一緒に江津警察署に行く道中、コンビニで温かいカフェオレを買って渡すなど、献身的に対応にあたったということです。