南アフリカで行われていたG20=主要20か国の外相会合が閉幕しました。ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり参加国の足並みが乱れ、共同文書の取りまとめは見送られました。
G20の外相会合は南アフリカのヨハネスブルクで2日間にわたって行われました。
21日には議長国の南アフリカがウクライナやパレスチナなどでの紛争について「すべての当事者が国際法上の義務を守らなければならないことを確認した」とする議長総括を発表しました。ウクライナ侵攻をめぐって参加国の足並みの乱れが浮き彫りとなり、共同文書の取りまとめは見送られた形です。
また、アメリカの外交担当者が欠席する中、中国の王毅外相はロシアのラブロフ外相と会談するなどロシア寄りの立場を鮮明にしたほか、南アフリカなどとの2国間会談を相次いで行い、関係強化を図りました。
中国としては、国際秩序の重要性を訴えることでアメリカをけん制するとともに、中国の存在感を強める狙いがありそうです。
一方、G20外相会合に出席した岩屋外務大臣は閉幕後、記者団に対し、国際社会の分断や対立が進む中、「先進国と新興国、グローバルサウス諸国を擁するG20が国際協調を主導していくことが必要だ」と強調。
また、ウクライナの和平については、「公正で永続的なものでなければならない」と述べた上で、「和平のあり方は世界やインド太平洋の安全保障にも大きな影響を与えるため、誤った教訓が導き出されないようにしなければならない」と話しました。
注目の記事
【講演全文・前編】3・11当時の気仙沼警察署長が「決断と後悔」語る【東日本大震災15年】

「汗くらいで」と言わないで…日本人の10人に1人、大量の汗が止まらない多汗症の悩み【報道特集】

2025年 盗難車ランキング 1位は5年連続同じ車種 車両盗難 2位は埼玉県 全国トップはその約2倍で被害集中

南極の氷が「最大42キロ」後退 失われた面積は「東京、神奈川、千葉、埼玉に匹敵」30年間の衛星データで判明 将来の海面上昇に警鐘

長髪の熊本県職員パパが「髪のドナー」になった日 きっかけは亡き義母を支えた“日常”

ホームから転落した妊婦… 救ったのは高校生 「ためらいなかった」 電車到着5分前の“救出劇” SNSを通じて奇跡の再会









