青森県に「松屋ができた」ファンの熱意が伝わった?

山内キャスター:
『青森県民の憧れ』といわれている、牛丼チェーンの「松屋」が2021年12月17日に弘前高田店としてオープンしました。全国で43番目、東北では最後にオープンした県だということです。

青森の人によりますと「『牛丼どこ派?』と聞かれた時、はじめて『松屋派。味噌汁ついてるし』と答えた時は誇らしかった」といいます。

松屋をめぐって、青森ではドラマが生まれたそうです。

埼玉県出身のみくまりさんは、週3で通う松屋ファン。食べるのは「基本はカレー」「時々牛めし」だそうです。青森の大学に進学することになったのですが、当時、青森に松屋はありませんでした。

そこで、みくまりさんは『弘前に松屋を勝手に呼ぶ本』という同人誌を作りました。

松屋の出店傾向を分析すると▼大きな道路沿い ▼人口密度で考えていることがわかりました。そこで弘前市にも出店できる、大通り沿いに出店すると予想し、完成予想図も作成しました。

すると、予想した場所の約130m離れた場所に松屋が出店したというのです。

夢が叶った みくまりさん。オープン当日には朝5時に並び、一番乗りだったそうです。

やはり同人誌が出店に影響したのでしょうか。

松屋フーズ広報の寺島慶子さんは「みくまりさんの同人誌は深く考察してありました。ただ出店には関係ございません…」ということでした。

日比麻音子キャスター:
愛を伝えるというのはどんなことにも大切だということがよくわかりました。