■フィギュアスケート 四大陸選手権 ペア・ショートプログラム(20日 韓国・ソウル)
フィギュアスケートの国際大会、四大陸選手権が開幕し、ペア・ショートプログラムで三浦璃来(23、木下グループ)木原龍一(32、木下グループ)の“りくりゅう”ペアが首位スタートを切った。
ヨーロッパを除くアジア、アフリカ、アメリカ、オセアニアの4つの大陸や国と地域の選手が出場するフィギュアスケートの四大陸選手権。日本勢は昨年の上海大会で、アイスダンスを除く3種目で5つのメダルを獲得した。
昨年ペアで銀メダル、一昨年は金メダルを獲得した三浦璃来、木原龍一の“りくりゅう”ペアは最終滑走で登場した。冒頭のツイストリフトは木原が豪快に投げしっかりキャッチ、続く3回転トウループは少し呼吸が合わず回転不足となったが、三浦を力強く持ち上げるリフトは木原の頭上でスムーズに回転。大きなミスはなく、ステップは最高評価のレベル4を獲得した。安定感のある演技を見せた“りくりゅう”ペアは、2位のアメリカペアに4点以上の差をつけ、2年ぶりの優勝へ向け幸先よく首位スタートとなった。
フリーについて三浦は「本当にいい練習を積んできたので、それをきちんと明日出せるように頑張りたい」と口にし、木原は「また明日滑れることに感謝して、自分たちがしっかりやってきたことをやれば、絶対大丈夫だと思っているので自信を持って滑りたい」と意気込みを語った。ペアのフリーは21日に行われる。
1位 三浦璃来/木原龍一 74.73
2位 E.カム/D.オシェイ (アメリカ)70.32
3位 L.ペレイラ/T.ミショー(カナダ) 69.79
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8位 長岡柚奈/森口澄士 57.29