相手に1勝を与えた状態から勝負が始まるが・・・

剣道の5人制の団体戦は先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の5人で勝敗を決めますが、三松中は部員が4人だけのため、相手に1勝を与えた状態から勝負が始まります。

そんな不利な状況を跳ね返すことができるチームワークの良さが三松中の強さです。

(三松中学校剣道部・先鋒 瀬口柚姫さん)
「後ろがとってきてくれて勝てるので、安心できた。何かができなくても、みんながお互いにフォローしあっているので、(1人少なくても)ポジティブに考えている」

また、団体戦で大将を務めた植竹奈々さんは、個人戦で優勝した実力者。

(三松中学校剣道部・大将 植竹奈々さん)
「最初は調子がでなくて焦ったが、チームメートのみんなが近くにいて励ましてくれたおかげで緊張がほぐれて、最後は決勝で勝つことができ、頑張ってよかった」