大分海上保安部の巡視艇「せきかぜ」が30年以上にわたる活動を19日で終えたことから、大分市で任務を解く解役式が行われました。

大分海上保安部の巡視艇「せきかぜ」は1994年から30年以上にわたり、県内の海上における法令違反の取り締まりなどを行ってきました。

巡視艇「せきかぜ」

船体の老朽化に伴い、巡視艇としての活動を19日で終えたため、大分市で解役式が行われました。

式では関係者が長年の功績に感謝の言葉を述べたあと、船体に掲げられた海上保安庁旗などを降ろしました。

(宗像剛史船長)「昼夜問わず、大しけの中も負けずに大分の海を守ってきてくれました。その姿に感謝の意を表しますと共に、お疲れさまでしたと伝えたいと思います」

大分海上保安部では現在、新たな巡視艇を建造していて、3月中には2代目「せきかぜ」として活動を始める予定です。