代替案は…未来型の「連節バス」
市は新たな代替案を模索。浮上したのが、新しい公共交通システム「SRT」です。「SRT」は2台のバスを繋いだ未来型の「連節バス」で、名古屋市中心部を移動しやすくして、街の賑わいを作り出そうとしています。
(畑中大樹記者)
「SRTでは、窓から見える景色に合わせて、映像コンテンツや広告が流れるということです」


名古屋では19日、車内に映すデジタルコンテンツのデモ体験が!走行中の位置情報と連動し、観光スポットや商業施設の情報などが窓や天井に表示されます。
(名古屋市住宅都市局 前川滋美担当課長)
「都心部における回遊性の向上、賑わいの拡大、居心地よく歩きたくなるようなまちづくりを加速していく」

SRTは、来年度後半には名古屋駅と栄の間で。アジア競技会が行われる2026年度には名古屋駅と名古屋城を結ぶルートで走ります。このどちらのルートにも重なるのが「柳橋」で名古屋市は停留所の設置について「地元と話し合いながら検討していきたい」と話しています。














