
定番の味が途絶えてしまう・・・と思われていたなか、A1ソースの味を再現した新たなソースを開発する動きが出ています。
ステーキハウス88が開発したのはA1ソースの味に似た「S1ソース」。元々自社で開発していましたが、A1ソースが入手できなくなったことをきっかけにウスターソースをベースに複数のスパイスをブレンドしA1ソースの特徴的な酸味に近づけました。

▼仲田紀久子キャスター「懐かしい酸味とまろやかな甘さがお肉と合いますね。A1ソースと変わらない美味しさです」
▼沖縄テクノクリエイト 仲里太陽 部長「ステーキ文化を支えてきたのはA1ソース。家庭に1本A1ソースが常備されていたと思うのでこれからはS1ソースを代わりに置いてもらえれば」
先週から「88」の店頭に並び、お客さんも早速新たなソースを味わいました。
――A1ソースは以前から使っていた?
▼S1ソースを使った客「やっぱり家にはありました。(なくなった時は)どうなるんだろうと思ったんですけどこうやってまた作ってくれて嬉しいです」「酸味がきいていてとっても美味しいです」
さらに来週には、A1ソースの輸入販売を行っていた湧川商会も新たなソースの販売を予定しています。その名もW1ソース!こちらもA1ソースの味に限りなく近づけたと自信満々です。

▼湧川商会 仲松義光 次長「従業員一丸となってやはり途絶えさせるのはもったいないんじゃないかと。A1ソースに似せた商品ではあるが新たな商品名もつけて開発を目指して今月発売にいたりました」
W1ソースは今月26日から県内のスーパなど店頭に並ぶ予定です。
沖縄のソウルフードの一つとして県民に愛されてきたA1ソース。今後はその思いを継いだ新たなソースが沖縄のステーキ文化を盛り上げてくれそうです。
